\ 保存料・人工甘味料不使用!(⚠黒糖使用) /
こどもバナナ青汁
実は……
いくら強要しても逆効果です。
- 「一口だけ」を連呼する
- 「これを食べないと……」と条件でおどす
- 食事が食べられるものだけ
- 完食するまで粘る
- 食事時間に1時間以上かける
心当たりはありますか?
大人がイライラしている時間は、子どもにとっても苦痛です。
食事が子どもにとって楽しい時間でなければ、苦手なものへの興味もわきません。
成長とともに食の好みもかわっていき、いつの間にか食べられるようになる場合ももちろんあります。
ですが、食事のたびに叱られてしまうと、嫌な記憶と食べものが結びつきトラウマを生みます。
ここは、覚えておきましょう。
でも、意識して少しずつ変えていったら、前よりすごく楽になったよ。
- 子どもが一口食べられるまでの6つのステップ
- 苦手なものの食べさせ方
- 子どもの食べれないには理由がある
いまの状態が、逆にみなさんの負担になっている場合があります。
「一口だけ食べて」を捨ててみませんか?
子どもの成長や心理状態を知ることによって、自然と向き合い方が見えてくるはずです。
いまよりイライラも軽減されるでしょう。
苦手なものを子どもに食べてもらう工夫や、注意事項もそえて詳しく解説していきます。
今回もとても有益な情報ですので、最後までご覧ください。
執筆者
- 男の子二人の母
- これまでに読んだ育児本10冊以上
- 長男が1歳から急にごはんしか食べなくなる偏食経験あり
- 1歳7ヶ月で肉や野菜、魚などほとんど食べるようになった
子どもの食べムラに寄り添うブログを書いてるよ
\ 忙しい毎日に役立った!の声が届いてる /
こどもちゃれんじ
子どもが一口食べられるまでの
6つのステップ
そんなに簡単なことじゃないんだよ!
子どもは、よく知らない・あまり食べたことがない食べものを怖がります。
直感的に安全が確認できなければ、口に入れることはまずありません。
子どもが一口をふみだすまでには、たくさんの勇気が必要になります。
流れとしては、下記のとおりです。
たった1~2回見た程度では、一口食べたい意欲はもちろん、安全だと判断することもできません。
食べてくれないとわかっていても、何度も食卓にならべることがとても大事なのです。
存在をまったく
知らない
見たことも聞いたこともない状態。
みじん切りであたえ過ぎると、これと同じ状況になっていることもあります。
存在に
気づく
食卓にならんだり、テレビなどからその存在に気づきます。
いわゆる、スタートラインに立った状態です。
このとき、直感的にその安全性を確かめます。
たとえば、植物の実は一般的に緑は熟れていないもの、赤やオレンジは熟しているものをさします。
子どもが緑の野菜を嫌うのは、本能的に緑をさけているからです。
理由は、かたい・苦いというだけではありません。
トマトやじゃがいものように、未熟なものには有毒なものもあります。
自分から「食べてみたい」って、どんなときに思うんだろう。
興味がわいて
気になる
まわりの様子から情報を集め、さらに安全性を確かめます。
たとえば、信頼している大人がおいしそうに食べる姿は、子どもにとって重要な参考データとなります。
しかし「何だろう」と気になりはするものの、行動にうつすまで腰が重いのは子どもも同じ。
子どもの心を引き込み、自分から動くきっかけをつくってあげることが大切です。
一緒に食事ができいていないときは、まずそこから改善してみよう。
触って
調べる
手や鼻を使い、直感的にその安全を確かめようとします。
ここで大切だといわれるのが手づかみ食べです。
手で触れて質感やかたさを感じたり、近くに引き寄せて色や形、ときにはにおいも確かめます。
手づかみ食べは、重要な確認作業であり心の成長にもつながります。
しっかりと環境をととのえて、できるだけさせてあげましょう。
買うつもりなかったのに、つい買っちゃったってことない?
自分で確かめると、それだけ得る情報も多いから行動に移したくなる。
食べられるか
なめる
食べられそうなものかを味覚で判断します。
見た目がおいしそうでも、味が危険を知られてくれる場合もあるからです。
たとえば、賞味期限が切れちゃったものの安全を確認したいときの感覚に似ています。
酸味や舌がピリピリとした違和感を感じたら、直感的にブレーキがかかるはずです。
子どももそうやって、本能が体を守っています。
本人の努力ではむずかしいこともあるから、苦味や酸味を和らげる工夫も大切。
大人のマネをして
口に入れる
すべての条件をクリアできると、ここでようやく一口をふみだせます。
しかし、大きさや温度、飲み込みづらさを感じると吐き出してしまうこともあります。
存在に気づいたところがスタートライン!
「全然食べれない」ってひとくくりにしないで、いまどの段階まできているのかを把握しよう。
苦手なものの
食べさせ方
ごはんの時間に
空腹をあわせる
ごはんの時間に空腹をあわせられているか見直してみよう。
おなかが満たされている状態では、苦手なものにチャレンジしようという気にはなりません。
おなかがすいているときは、何を食べてもおいしく感じるという意味です。
同じような言葉は世界中に存在してます。
いっけん、気の持ちようといった単なる言い伝えのようですが、実は、科学的にも空腹や満腹で味覚はかわると考えられています。
視床下部AgRPニューロンを起点とした味覚調節システムの元来の役割は、飢餓が身近な野生環境において、糖など栄養価の高い食物を普段以上に好むように嗜好を変化させ、多少悪くなった食物でも妥協して食べるようにすることと思われます。
引用元:自然科学研究機構 生理学研究所
おやつは子どもにとって、とても大切な時間です。
ですが、あたえる時間や量には十分注意する必要があります。
栄養を気にしての飲ませすぎには気をつけよう!
苦手なものから
短時間コース料理
一番食べて欲しいものから順番に出してみよう!
ごはんは残さず全部食べて欲しい……わかります。
ですが、
一説によると年齢プラス1分といわれることもあるようです。
残りは食べてくれたらラッキーであり、1時間ねばっても残念ながら集中して食べるという展開にはなりません。
食卓にならべる順番は、
- 前菜①
- 前菜②
- メインディッシュ
- デザート
苦手なものの中にも、好きなものの中にも、きっと順位があります。
食べる様子を観察しながら、食卓にならべる順番を考えましょう。
ちなみに、食器はお持ちのお子用プレートで大丈夫です。
次の順番のものは、小皿などにわけてよせておき、なるべく子どもの目に入らないようにしましょう。
\ 自分で選ぶと いつものごはんも楽しい /
食べないとわかっていても
何度も食卓にならべる
食べて欲しいと期待した分だけ落ち込むから、捨ててもいい量をならべよう。
ここをうまく利用します。
つまり、毎回食卓にならべることこそ必勝法!
人はかしこい生き物です。
自分に降りかかる不運を回避するためにとった行動が成功すると、それはたちまち成功体験へとかわります。
成功体験は正しい行動だと理解され、繰り返すようになるのです。
たとえば、
- 欲しいものは泣くともらえる
- 嫌いな食べ物は投げると出てこなくなる など
同じものを何度も見ると、そのものの評価を勝手にあげてしまうという人間の特性を利用します。
すてても落ち込まない量をとりわけ、できるだけ子どもの目にふれさせるようにしましょう。
でも、決して無意味じゃない!
子どもの
食べられないには理由がある
何をやってもうまくいかないときに、まず見直したいことはこの二つ。
意外と見逃しがちなことですが、無視して先へは進めません。
一つずつ解説していきます。
ごはんの時間に
空腹じゃない
「何を食べさせるか」ということも大切ですが、ごはんの時間に空腹をあわせることはそれ以上に重要なことです。
空腹にさせることを意識し、改善できることからかえていきましょう。
子どもの
成長に寄り添えていない
子どもの口の中はとても繊細。
味覚は大人の3倍といわれています。
大人が「えっ、たったそれだけ?」と思う理由でも、子どもにとっては耐えがたいという場合があります。
実は、味つけだけではカバーできないのがこの感覚の部分。
ここがわかってないと、子どもはかたくなに食べてはくれないでしょう。
あとがき
一口をいくら強要しても、逆効果。
北風と太陽のおはなしを思い出してみてください。
厳しく相手に接したときと、広い心で相手を受け入れたときの対比を表したおはなしです。
一口食べて欲しいときは、子どもの気持ちを受け入れ、食べれない理由を見つけましょう。
この話に対して納得できる方もいれば、首を横に振る方もいると思います。
しかし、食べたくなるまで見守り寄り添うことがなにより大切であり、近道です。
どうして北風が太陽に敵わなかったのかをもう一度考えてみましょう。
\ 上手に食べられるやさしい工夫 /
お子さまの食事が少しでも楽しいものになることを心から願っています。
この記事の筆者@nim0c0)
NIMOCO(\ 本物の出汁からはじめる 健康習慣 /
特選料亭白だし「四季の彩」