\ 保存料・人工甘味料不使用!(⚠黒糖使用) /
こどもバナナ青汁
全然食べてくれなくてノイローゼ
- 味の工夫が通用しない
- 食べてくれない理由がわからない
- 口から吐きだされてこまってる
そう思っていませんか?
実は…
子どもは、味以外の理由で食べなくなってしまうことがあります。
それは、口の中の感覚がとても鋭いからです。
「そんなことで?」って思いますよね?
でも、子どもの味覚はとても敏感なのです。
この記事では下記について詳しく解説していきます。
- 小さなお口の苦手ワースト5
- 解決策は観察と情報収集
- 感覚の鋭さにも目を向けてみよう
- イライラしてもトラウマを植えつけるだけ
子どもの苦手を理解するだけで、案外簡単に食べてくれることがあります。
逆に味ばかりにとらわれて、濃い味つけに走ったり、みじん切りでかくす料理になっていませんか?
味や見た目をごまかせるのもあと数年、バレてしまうのも時間の問題。
それに、毎回ごまかしていては、子どもからの信頼を失ってしまいます。
解決のいとぐちは、まず食材を認識し、味を知ったうえで食べれるようになること。
しかし、その前に口の中の苦手な感覚をとりさらう必要があります。
言葉で説明できない子どもたちは、違和感を口から吐きだすことで「これはまだ上手に食べれないよ」と教えてくれているのです。
子どもの成長にあった料理とは何かについて詳しく解説していきます。
今回もとても有益な情報ですので、最後までご覧ください。
執筆者
- 男の子二人の母
- これまでに読んだ育児本10冊以上
- 長男が1歳から急にごはんしか食べなくなる偏食経験あり
- 1歳7ヶ月で肉や野菜、魚などほとんど食べるようになった
\ 忙しい毎日に役立った!の声が届いてる /
こどもちゃれんじ
小さなお口の苦手ワースト5
子どもの口の中はとても繊細。
味覚は大人の3倍といわれています。
大人が「えっ、たったそれだけ?」と思う理由でも、子どもにとっては耐えがたいという場合があります。
実は、味つけだけではカバーできないのがこの感覚の部分。
ここがわかってないと、子どもはかたくなに食べてはくれないでしょう。
では、一つずつ解説していきます。
食べやすさ気にしてる?大きい・かたい・ほそい・こまかいは苦手
子どもの口は、大人の1/4以下。
また、小さい子どもに中には、まだ自分の一口分を把握できていない子もいます。
5~6歳の子どもですら、かむ力は大人の1/3程度。
乳歯の奥歯はとても小さく、すべての歯が生えそろうのは3歳頃といわれています。
吐きだしたものを確認して、苦手を分析してみましょう。
注意していても、子どもは食べづらいと判断したものを吐きだします。
また、一口が多すぎるとのどにつまってしまったり、こまかすぎるとむせてしまうかもしれません。
子どもの口の中は思っているよりずっとせまいので、一回分は「ちょっとだけ」を心がけましょう。
そんなときは、先の平らなスプーンで小さくしながら食べさせると、包丁もまな板もいらないよ!
肉やゆで野菜も簡単に小さくできるから、一本あるとめちゃくちゃ便利!
飲みこみやすさ気にしてる?パサパサ・筋っぽい・量が多い・長いは苦手
魚が苦手な理由として多くあげられやすいのは、パサパサ感。
子どもにとって、飲みこみやすさというのはとても大事なことです。
子どもは食べづらいものをさけます。
そのため、繊維っぽいものや、かみ切れないものが苦手な子も多いです。
小さくしたり、とろみをつけて、なるべく飲みこみやすい工夫をしてみましょう。
嫌悪学習 | 嫌悪とはにくみ嫌うことを意味し、自分の身を守るために体が食べものを拒否することをいう
たとえば、食べたあとにお腹をこわしたり吐いてしまうと、脳が勝手に味や香りなどの特徴を記憶する |
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歯ざわりや舌ざわり気にしてる?つぶつぶ・ぶよぶよ・ザラザラは苦手
マイナビ学生の窓口編集部さんが学生を対象におこなったアンケートによると、全体の10.7%がトマト、8.0%はナスが苦手だとこたえています。
そして、やはり多いのが独特の食感にたえられないという意見。
つまり、味つけの工夫だけでは、食べれるようになるのはむずかしいといえるでしょう。
口の中の刺激気にしてる?すっぱい・しょっぱい・からい・熱いは苦手
酸味は、腐敗したものをあらわす味。
しかし、味覚を痛みとして感じて食べられないという場合もあります。
味のほかに、熱いものや冷たいものといった温度にも痛みを感じてしまう子もいます。
ときどき味つけをかえてチャレンジさせてみよう
口の中で広がるにおい気にしてる?独特のくさみ、きついにおいは苦手
チーズは、プロセスチーズが苦手でも、粉チーズやとけたミックスチーズなら食べれるという子もいます。
これは、ボソボソ感やにおいに苦手を感じている場合です。
子どもは、においに強く影響されます。
そのため、食感や味をかえても食べてくれない子もいるでしょう。
しかし、苦手の基準はその子しだい。
納豆が平気でも、チーズや生ものは苦手という子もいます。
また、においが気になって食べる前に、においを確かめたがる子もいます。
しかし、子どもは、よく知らない・あまり食べたことがない食べものが怖いのです。
食べる前においを確かめることは、動物の本能。
いまでこそ食の安全が保障されていますが、わたしたち人間にも、においを確かめることが日常だった時代があります。
わたしたち大人は、食事経験が豊富。
そのため、大抵の料理は見た目で判断することができます。
食事マナーに関係なく、上記の場合はにおいをかいでしまう方も多いのではないでしょうか。
これは、安全を確かめたいという本能から起きる行動です。
子どもは、食事経験や情報が少ないため、安全を確認したがるということを理解してあげましょう。
あくまでも提案!強制はNG!
独特のくさみでけじゃなく、出汁のにおいがきつくてたえられない子もいるんだよ
解決策は観察と情報収集
よかれと思ってしたことが苦手になることもある
食べやすさは、小さくやわらかくが基本。
しかし、条件を満たしていても、必ず食べてくれるというわけでもありません。
実は、それでは食べれるようにはなりません。
なぜなら、食材を認識して食べなければ、食べたことにはならないからです。
それにくわえ、みじん切りにはデメリットも多いので、長く続けていくのは至難の業。
信頼している親に、苦手なものを好物にかくされていると知ったら、誰も信頼できなくなってしまいます。
また、とろみ、こまかすぎるもの、食べづらいもの、子どもの苦手もまたそれぞれ。
よかれと思って小さくしたことで、逆につぶつぶとした舌ざわりが気になって食べれないというケースもめずらしくありません。
複数のものと混ぜあわせて味をごまかすと、それをずっと続けなきゃいけない
なるべく、食材の存在や味を感じられる工夫が必要!
子どもの気持ちに寄り添うことがやる気をひきだす
まずは「せっかく作ったのに!」という気持ちをおさえて、子どもが好きで吐きだしているわけではないということを理解してあげてください。
言葉ではうまく伝えられなくても、大人が自分の気持ちに寄り添ってくれていることは伝わります。
また、安心を感じることで「また頑張ってみよう」という気持ちにもなれるのです。
感覚の鋭さにも目を向けてみよう
スーパーテイスターは味に超敏感
Supertaster | 生まれもって味蕾を多く持ち、味を強く感じとってしまう能力のこと その味覚は、一般的な人のおよそ3倍といわれている |
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味蕾 |
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スーパーテイスターは、女性の割合が高く、アジア系の人種に多いとされています。
プロピルチオウラシル(PROP)という試薬を使った味覚テストでは、人口の約25%はこの試薬の味を感じることができない「Nontaster(ノンテイスター)」で、残り75%は程度に差はあれ苦味を感じることができます。 男性より女性の方がスーパーテイスターである割合が高く(女性35%・男性15%)、人種的にはヨーロッパ系よりアジア・アフリカ系でスーパーテイスター率が高いとのこと。
引用元:valuepress
遺伝的な要素もあるので、ブロッコリーやセロリを苦いと感じてしまう家族がいる場合は、その素質がありえるということを覚えておきましょう。
\ アメリカでは /
/ 食品関係の入社テストでも使われている \
お家でできるスーパーテイスターの簡単なチェック方法について詳しく知りたい
感覚過敏は発達障害の子だけじゃない
感覚過敏 |
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感覚過敏の子の中には、食べものが食べづらいと感じてしまう子もいます。
また、外からうけるあらゆる刺激が複雑に組みあわさり、症状やその度合いも一人一人ちがいます。
たとえば、周囲の音が気になって食事に集中できない、手が汚れることを極端に嫌がるというのも感覚過敏の特徴の一つといわれています。
感覚過敏は、発達障害の子どもに多いといわれています。
しかし、必ずしもその二つの関係はイコールというわけではありません。
感覚過敏や感覚鈍麻は発達障害の、特に自閉スペクトラム症のある方々に見受けられることが多いですが、感覚過敏や感覚鈍麻があるからといって発達障害というわけではありませんし、感覚過敏や感覚鈍麻がないからといって、発達障害ではないと考えることもできません。
引用元:スタジオそら
ここで一番大切なことは、気持ちの問題やしつけの問題ではないということです。
無理をさせすぎてしまうとトラウマになってしまい、いまより状態が悪化してしまうケースもあります。
苦手なものは、時間をかけて少しずつトライさせてあげることが大切です。
HSP |
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「HSP」「発達障害」「感覚過敏」の具体的な違いについて詳しく知りたい
イライラしてもトラウマを植えつけるだけ
なかなか食べてくれないからといって、無理やり口に入れたり、プレッシャーをあたえても「わかった食べるよ」とはなりませんよね。
また、全部食べきるまで強要され続けると、食事が苦痛に感じたり、食べ物への苦手意識が強くなってしまうこともあります。
これを連想学習というのです。
連想学習 | 連想とは関連づけて思い浮かべることを意味し、食の好みが記憶に左右されることをいう
たとえば、
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また、食べたか食べてないかという結果ばかりにこだわりすぎると、自己肯定感が低い子になってしまうかもしれません。
自己肯定感 |
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あとがき
偏食は、子どもの様子をみて食べやすい工夫が必要。
また、苦手によりそってあげることも大切です。
この話に対して納得できる方もいれば、首を横に振る方もいると思います。
しかし、子どもの食べれないには必ず理由があるのです。
\ アメリカでは /
/ 食品関係の入社試験で使われてる \
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お子さまの食事が少しでも楽しいものになることを心から願っています。
この記事の筆者@nim0c0)
NIMOCO(\ 本物の出汁からはじめる 健康習慣 /
特選料亭白だし「四季の彩」